YUMMY♡なマミー。
ご覧ください、この笑顔。福山市制100周年を記念し開発した、食感もデザインも新しい和菓子「マミーローズ」。生み出した親子三人で「おいし~ぃ」のポーズ。
マミーの名前の由来にもなったミルク餡が、「ばら」をかたどった焼き菓子に優しく包まれています。そのミルク餡にもひと工夫。試行錯誤しながら程よいバランス感を見つけたレモン果皮の風味がアクセントに。レモン果皮の食感も楽しく、上品な香りが広がります。全てのお菓子は親子三人の手作り。こぢんまりとしたお店でも、いつも挑戦は忘れない。これからも、YUMMY(おいし~ぃ)なお菓子にご期待ください。
審査員ポイント
全国の乳菓の中で、福山の特徴をしっかりと出したネーミングとデザインが評価される。
レモン果皮が入っているので香りが広がり、上品な味に仕上がっている。サイズ感も良い。
新しい「福山みやげ」は、やさしいミルクの味。
やはりライバルはもみじまんじゅうですね。福山に来た人がお土産を買う時「何もないからもみじまんじゅうでいいか」と言われてしまうのが残念で、「福山ならこれ」というお菓子を作りたいと思っていました。今回できた「マミーローズ」は、ミルク餡を詰めたばらの形をした焼き菓子です。ミルク餡のお菓子を一度作ってみたいと思い、40年ほど作り続けている「ばらの街、福山」という黄身餡のお菓子の姉妹品として作りました。名前は「ミルク=お母さん」そして「福山=ばら」をイメージして「マミーローズ」とつけました。
お菓子に「可愛らしさ」を。
餡とミルクのバランスやレモンの効き具合はかなり試行錯誤して、苦労したところです。瀬戸内らしくレモンを入れてみようと、レモン果汁を入れてみましたが合わなかったので、レモンピールにしました。これだと食感も楽しめます。これまでも三河屋では福山らしいお菓子を作っているのですが、自分で言うのも何ですが渋いもの揃いなので、そろそろ可愛らしいものも投入しなければと娘が言うものですから。パッケージも温かみがあって可愛らしいものになりました。
株式会社三河屋 代表取締役
石蔵 和司さん
寝ても覚めても「お菓子」のことばかり。
三河屋は大正10年創業です。初代は熊野でパン屋を営んでいたと聞いています。その後、昭和の時代に本通りにお店を構えていましたが、今は沖野上に自宅と工場と店舗を一体で構えています。和菓子がメインで、すべてのお菓子は家族3人で作っています。あまり休みをとっていないんですが、お菓子を食べてくださる方のことを考えてがんばっています。仕事が楽しめているのであまり苦ではないですね。全国の気になったお菓子を取り寄せては研究しています。周りのお菓子好きな人が情報をくれることもあって、日頃からお菓子の話ばかりしています。
お客さんにもっと「喜び」を届けたい。
これからは、お客様にも気軽に来てもらえるような店舗にしたいなと思っています。娘は洋菓子作りも好きで、レモンクッキーやパンを焼いたりすることもあって、近所の人に「いい匂いがしてるね」って言われます。お店に余裕ができたら、日替わりでお菓子を作ってみたり、そんな挑戦もしていきたいですね。
○団体名
株式会社三河屋
○商品情報
5個入り615円(税込)、8個入り928円(税込)、
10個入り1,112円(税込)15個入り1,620円(税込)
○住所
福山市沖野上町4-15-27
○定休日
なし
○問い合わせ先
084-923-4890
○Web
http://mikawaya-fukuyama.jp/
○購入可能場所
三河屋、おみやげ街道福山(JR福山駅)、天満屋福山店、天満屋ハピータウンポートプラザ店、汀邸遠音近音(みぎわてい をちこち)、
景勝館 漣亭(さざなみてい)