福山薔薇人 バラジュース
ばらの香りが、満開。
第2回福山ブランドで「食用ばら」が認定され、その後も食用ばらを使用した商品の開発や改善を進めてきた『マチモト』。中でも特に力を入れてプロデュースしたのが「バラジュース」です。100mLのジュースに対して約1輪分の花弁、濃縮タイプの200mL、520mLにはそれぞれ約3輪、約7輪分の花弁が使用されていて、贅沢そのもの。スペシャル感たっぷりの「飲むバラ」です。
こんなに多くのばらを使用できている理由は、着色料も香料も使っていないから。この赤とピンクの色は、ばらの花の色素そのものです。グラスに注いだ瞬間に、「花の女王」とも称される「ばら」の高貴な香りが空間いっぱいに広がります。
審査員ポイント
ばらの成分・風味を2倍にする技術が素晴らしい。首都圏での販売実績もあり,お土産としても喜ばれる商品である。
ばらを飲めるとはオシャレ。箱も可愛く,包装にもこだわっている。
自社開発の特殊システムで、香りが倍増。
「バラジュース」は「食用ばら」のブランド認定前から販売していましたが、より効率よくばらの成分が抽出できるよう改良を重ねてきました。努力の甲斐あって、2019年3月に「香料植物由来の芳香水を製造するシステムとその方法」の特許を取得。これは、従来の製法に比べ2倍の量の成分を抽出できるシステムのことです。そうなると原料は以前の1/2でも同じ製品ができるのですが、あえて原料の量は変えず、一層香りや風味が増した商品として世に出すことを決めました。それは、福山の「ばら」の良さをより多くの人に届けたいから。人々の印象により強く残る、誰にも真似できないような商品を作りたかった。 この度、やっと満足のいく商品を生み出すことができました。ばら本来の豊かな味や香りをぜひ楽しんでいただきたいです。
揺るぎない、食用ばら栽培のモットー。
私たちは、福山市北部にあるのどかな山あいの地で、2007年から食用ばらを育て続けてきました。栽培方法にはとことんこだわっています。「純粋な湧き水を使うこと」「農薬を使用せず有機肥料で育てること」「ビニールは被せず露地栽培すること」「新しい真砂土を使うこと」。これが私たちのモットーです。 食用ばらを育て始めたきっかけは、「ばらのまち」と呼ばれている福山市を、もっと多くの人に知ってもらいたいから。そのために、環境に優しいばら栽培を確立し、ばらのまちの歴史に即した特産品を作ろうと決意したんです。何年にも渡る研究に研究を重ねて、この福山の地で、安心・安全な食用ばらの栽培に成功することができました。
マチモト株式会社 代表取締役
町本 義孝さん
名実ともに「ばらのまち」であるために。
今回の特許取得は、私たちにとって「スタート」です。ようやく、福山市を代表する食用ばらの生産者として、また加工技術者としてのステージに立つことができました。今後は、この安心・安全な食用ばらを使って新たな商品開発にチャレンジしたいと思っています。 私たちの夢は、世界基準で戦える食用ばらの協議会を設立すること。福山発で仲間をつくり、福山が中心となって“本物”の食用ばらを発信していきたいです。そのためには、コツコツと丹念に作ったものを大切に育てていく、それだけです。妥協することなく、これからも技術を高め続けて、「ばらのまち福山」を広めていきます。

○商品名
福山薔薇人(バラード) バラジュース
○事業者名
マチモト株式会社
○住所
福山市芦田町下有地307
○定休日
無休
○問い合わせ先
084-958-5511
○Web
http://www.machimoto.co.jp
○購入可能場所
オンラインショップ(自社)、さんすて福山、高島屋、福屋など

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