池口精肉店のミンチカツ
肉屋特製、揚げたてミンチカツを求めて新涯町へ
創業1982年、先代が始めた頃から黒毛和牛専門だった池口精肉店。どの町にもある普通の佇まいの精肉店だったが、創業時から店で手作りする肉惣菜のミンチカツのおいしさは際立っていた。2代目の池口章人さんが家業を継ぎ、息子の昌夢さん、峻平さんとともに2015年に新生・池口精肉店としてリスタート。口コミでじわじわ広がっていったミンチカツは1日1,000個売り上げることも! 価格はお手ごろで味は一度食べるとヤミツキになるおいしさ。福山にきたらぜひ食べておきたい逸品。
審査員ポイント
精肉店が厳選した黒毛和牛を使っていること,お取り寄せができること,店舗では揚げたてを食べられることなど,消費者が喜ぶポイントが多い。
衣のうまみやジューシーさ,スパイシーさといった味や食感にこだわっていて,とにかく美味しい。
1日1,000個を売り上げる、愛されミンチカツ
最初は、常連さんや近所の人が食べるおやつ、おかずだったんです。ここ5年、口コミで広がって「知る人ぞ知るミンチカツ」を目当てに福山市外からのお客様も増えました。材料は厳選した黒毛和牛、国産の豚肉、国産の玉ねぎ。創業当時と変わらないシンプルな材料で作ります。職人が包丁で肉を切り出し、タネに衣をつけるまでスタッフ一丸となってチームワークで1日に1,000個以上製造します。ほとんどが手作業で、おいしくなるために日々改良も続けています。大変な時もありますが、お客様の笑顔のためなら頑張れます。2016年には全国の揚げ物の店が集まる大会「あげあげサミット2016」で全国優勝を経験。昨年は「ふくやまマラソン」のうまいもの市で 5度目の優勝、2018年は殿堂入りを果たしました。
おいしさの秘密は社長の目利きにあり
当社の要はなんといっても肉質の良さです。私の父で社長でもある池口章人は、家業を継ぐ前から長い間、同じ業種に携わって技術を培ってきました。そんな父が厳選する肉はどれも最高で、格段においしいミンチカツができます。この目利きの技術なしではミンチカツどころか店頭に肉を並べることもできないです。(以下、章人さん)肉の仕入れは、特定のブランド牛を仕入れたり、ランクや等級のみを見て買ったりはしません。実際に目で見て、手で触って肉質と脂質を確かめながら購入しています。部位ごとに適切な等級を見極めて仕入れるのも当社ならでは。ブランド牛を買うのではなく、「池口精肉店がセレクトした肉」を買ってもらいたいです。
有限会社池口精肉店 代表取締役
池口 章人さん
有限会社池口精肉店 企画室長・食品衛生管理者
池口 峻平さん
めざしたのは入りやすい、わかりやすい店
2015年の店舗改装の際に、気軽に入れる外観、商品の価格や表記がわかりやすい店づくりを心がけました。スーパーで肉を買う時代にあえて精肉店にきていただくので、当たり前ですが表記や店構えにはこだわりました。私たちの伝えたいことがお客様にしっかり伝わることが大切だと考えていますので、シンプルでわかりやすい見せ方にこだわりました。入口すぐ右のショーケースに揚げる前のミンチカツをずらりと並べています。こうすると「注文してから揚げる」という仕組がわかってもらえます。うちのスローガンは「おいしさは、思い出になる」です。訪れたお客様それぞれの思い出になると思うと、商品もサービスの質も大切にしたいと考えています。

○商品名
池口精肉店のミンチカツ
○事業者名
有限会社池口精肉店
○住所
広島県福山市新涯町5-31-39
○定休日
毎週水曜、年末年始、お盆
○問い合わせ先
084-953-9799
○Web
http://ikeguchi-meat.jp/
○購入可能場所
池口精肉店本店、焼肉いけぐち、オンラインショップ(自社、楽天市場)

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