地元で愛され続けるロングセラー商品。
なかやま牧場の直営スーパー『ハート』では、牧場直送の牛肉やお惣菜をはじめ、その他の食品や日用品も取り扱っています。数あるオリジナル商品の中でも、根強い人気を誇るのが「たれ」。「焼肉のたれ(甘口・辛口)」、ピリ辛の「うまみそ」、さっぱり柚子風味の「しゃぶドレ」など、さまざまな食材や料理に使っていただける幅広いラインアップです。初めて手がけたのは焼肉のたれで、お客様の要望から極力添加物をなくして味を追求したのが「なかやま牧場 こだわり 焼肉のたれ」です。保存料着色料を使用していない醤油をベースに、国産のニンニクとショウガ、すりゴマをたっぷり使用。甘味料や保存料は添加せず、2種類の砂糖でコクのあるやさしい甘さに仕上げました。肉のうま味を最大限に引き出す名脇役です。
地域の福祉作業所と協力しながらおいしさを追求。
たれの製造は『社会福祉法人 にこにこ福祉会』と連携。材料をかくはんして電気釜で煮込むたれの製造、容器への充填作業、ラベル貼りなど、すべての作業を利用者さんと職員さんが協力しながら行っています。完成までには何度も試作を繰り返し、なかやま牧場が求める味とにこにこ福祉会の再現力で、よりおいしいたれ作りを追求しました。大人も子どもも安心して口にでき、何より自信を持っておいしいと言える商品が完成。焼肉にはもちろん、焼き飯や唐揚げなどの下味に使用するのもおすすめです。
株式会社なかやま牧場 管理本部 総務部 部長 兼 防疫安全衛生室 室長
大森 正樹さん
妥協を許さず、高いクオリティーを維持し続ける。
<社会福祉法人にこにこ福祉会 理事長 瀬良京子さん>
私たちが焼肉のたれを製造し始めて、30年近くが経ちました。障がいのある方でも作業がしやすいよう、道具や工程を工夫するなど、ここに至るまでは試行錯誤の連続。福祉施設で作っているのだから…という妥協は一切ありません。本当においしいと言ってもらえる商品を、愚直に丁寧に追い求めてきました。焼肉のたれの製造は想像以上に大変。大きな鍋で材料をかき混ぜるのには力が必要で、夏はとにかく暑いので体力勝負です。ご利用者の中でもベテランの方たちが、職人としてのプライドを持って製造しています。味や衛生面などすべてにおいて高いクオリティーを維持しながら、新商品の開発にも積極的に取り組んでいきたいです。