家庭やコインランドリーで洗濯乾燥でき、いつも清潔、手間いらず。しかも、自社で製造している従来のエシカルダウン掛け布団の1.5倍のボリュームを実現し、寒冷地や冷え性の方でも温かく、ぐっすり安心の眠りをお届けできるようになりました。アニマルフリーでサスティナブル、リサイクルしやすい構造、寝返りしてもズレにくく安心のフィット感。繊細な人工羽毛を職人の手で1枚1枚丁寧に綿入れし、検品や仕上げには地域の福祉施設が携わっています。様々な季節や使い方に対応できる商品ラインナップと、一人一人違う睡眠の悩みを解決するためオーダーメイドでの対応も可能です。

イシケン株式会社
代表取締役
石川 倫之さん

福山市は、江戸時代に初代福山藩主 水野勝成公によって綿栽培や養蚕を奨励したことで繊維・織物業が盛んになった地域です。その技術が現在の福山デニムの製造へと引き継がれていますが、実は製綿業(のちに寝具製造業)も多く存在していました。 2021年に第7回福山ブランドとして認定された「サスティナブル・人工羽毛FP733（日本製造特許取得・米国製造特許を取得）」は、なんとペットボトルをリサイクルしたアップサイクル品。埃の発生による睡眠環境の悪化を抑制（埃発生率97％減）し、赤ちゃんからアレルギーが気になる方、肺など器官に疾患を抱えている方でも安心して使えます。大量生産・破棄を避けるため受注生産にて製造し、一般的な合繊布団よりもキルティング（生地と生地の間に綿をはさんでステッチを施す部分）の量を削減することで、リサイクルしやすい構造にもこだわっています。販売後の修繕などアフターフォローもあります。

「エシカル」(ethical)とは、もともと「倫理的な」という意味を持っている言葉ですが、今ではそこから派生して、人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動を指す言葉になっています。再生可能な繊維を使うことで「エシカル」につなげようという思いから、この製品をエシカルダウンと名付けました。今ほど環境問題が意識されていなかった頃、最も多い粗大ごみは寝具でした。その流れを少しでも変えるため、そして羽毛でなくとも「軽くて清潔で暖かいふとん」をお届けしお客様が安心して眠れる環境をサポートしたい――　そんな想いから実現した掛布団です。