福山限定の「おとなかわいい」もみじ饅頭
福山の平和のシンボルであるばらの風味を活かした生地に、桃のピューレや果肉入りの白あんを包んだおしゃれな風味の自信作。小袋と箱のデザインは京都府在住のデザイナーに依頼し、ピンク色を基調にばらの花ともみじの葉などが愛らしく上品に描かれた「おとなかわいい」パッケージに仕上げました。「福山限定」にもこだわり、福山市内の工場で焼き上げ、直営3店舗を含む市内8か所でのみ購入可能です。ふわりと香るばらの風味を活かした生地と、みずみずしい桃の果肉の食感が楽しめるあんが特徴のもみじ饅頭はご自宅用にはもちろん、手土産にもぴったりです。
株式会社にしき堂福山 福山販売営業部
販売営業課 課長
葛籠 一哉さん(一番右)
試行錯誤で生まれた、ばらと桃のマリアージュ
にしき堂ではばらの香りに合う食材を探し、試行錯誤を続けました。その過程で見つけたのが「桃」です。ばらと桃は同じバラ科ということもあり、味や香りともに親和性が高い素材ということに着目しました。生地にはばらのペーストや香料を合わせ、上品なばらの香りを活かしつつお菓子として楽しめる風味を目指しました。あんは、白あんベースに桃ピューレとばらペーストを合わせ、ダイスカットした桃の果肉を入れることで食感を演出しています。ふっくら焼き上げたばら風味の生地にみずみずしい桃の果肉が楽しめるあん、これをばらと桃のバランスがとれるように仕上げています。
福山の魅力を伝える一助を担いたい
私たちにしき堂が福山地区に進出し、はや50年が経ちます。50年の間に「福山銘菓」の開発を幾度となく検討してまいりましたが、商品化は実現していませんでした。そんな中、現場スタッフから「世界バラ会議に向けて福山市限定のお菓子を作りたい」という声があがってきました。辛いコロナ禍を経た今、福山市を盛り上げるためにも、再び開発の機運が高まりこの度の商品化・発売となりました。ばらは福山の平和のシンボルです。そのばらを素材としたこの商品が新たな名産品となり、福山市の魅力を国内外の多くの方に知っていただけるきっかけとなるよう願っています。