薔薇花壇 ~ばらのコンフィチュールバターケーキ
世界バラ会議に向けた新しいカタチの郷土土産。
第20回世界バラ会議福山大会2025へ向けた、新しいカタチの土産菓子として開発されたバターケーキ。しっとりとした食感で、ばらの香りがふわりと広がります。このお菓子のポイントは、単に購入して食べたりお土産として渡したり…… というだけではありません。一つのお土産の中に、地域、環境、デジタルといった多数のストーリーが花束のように織り込まれています。原料には福山市にあるマチモト株式会社の食用ばらや広島県産の小麦粉と米粉を使用。梱包には地元産のデニムを使用するなど、持続可能な循環型郷土(※1)へのマインドを緩やかに楽しく演出し共感してもらえるような、新しい価値を持つ土産菓子です。

※1:株式会社虎屋本舗が、限りある資源を効率的に活用し、持続可能な形で循環させながら利用していく「循環型社会」の郷土版として提唱しており、福山市の文化として作られてきたデニムやジャムを使うことで、郷土の文化を継承していきたいという思いも込められています。
未来と文化への想いを込めたチャレンジの一品
食用ばらを使用したバターケーキ。小麦粉と広島県産米粉を使用したバターケーキに、マチモト株式会社の「バラジャム」を入れて焼き上げました。焼き上がりにフォンダン(=砂糖衣)をかけ流して仕上げています。また、パッケージは再利用可能なワッパとデニム風呂敷。未来と文化への想いを込め、地産地消を意識したサスティナブルな循環型の包装材を取り入れました。さらに、カード型デジタルシェアギフトサービスを採用。温度管理や荷物の重さを気にすることなく「贈る、受け取る、知る、食べる」に至るまで新しい顧客体験価値を訴求した商品となっています。
株式会社虎屋本舗
第十七代当主/代表取締役社長

高田 海道さん(真ん中)
お土産の概念を超えた、新しい価値の追求
一つのお土産の中に、地域、環境、デジタルといった多数のストーリーを花束のように織り込みました。単に「贈る、食べる」だけでない新しい価値を追求し、カード型デジタルシェアギフト(ギフトカードを通してお土産の受け渡しが可能なサービス)、木製ワッパと間伐材デニムを使用した梱包、さらにワッパの蓋を開けるとばらの花びらが敷き詰められている玉手箱のような演出。お客様に新しい驚きや楽しさを提供できる一品に仕上がったと思います。ワッパは小物入れに、デニムはランチマットに、生花はテーブル演出にと、持続可能な循環型郷土へのマインドに共感してもらい楽しんでいただけたら幸いです。
食べる前・中・後まで楽しめるバターケーキ
虎屋本舗は創業404年目を迎える和菓子屋です。私たちは日本の伝統文化を精神としつつも、子ども達が笑顔になる美味しいお菓子の商いに日々邁進しています。「薔薇花壇〜ばらのコンフィチュールバターケーキ」は、2025年に福山市で開催される第20回世界バラ会議福山大会2025の土産菓子を目指し開発。香りが強いばらの菓子開発には長年苦慮しており、味わいや日持ちが課題でしたが、熟練の職人が何度も配合比から焼成温度に至るまで試作を重ねてこのたび商品として完成しました。また、パッケージや持ち帰り方法にも今までにない工夫を凝らしています。ケーキを食べるときはもちろん、食べた後まで楽しめる、福山の思い出の品として愛されることを願っています。

○商品名
薔薇花壇~ばらのコンフィチュールバターケーキ
○事業者名
株式会社虎屋本舗
○住所
広島県福山市曙町1-11-18(本店)
○定休日
元日
○問い合わせ先
084-954-7447
○Web
https://www.tora-ya.co.jp/
○購入可能場所
虎屋本舗(直営9店舗)、オンラインショップ(自社)、福山SA上り線(2025年年明けから販売開始予定)など