慌ただしい日常の中で、笑顔になる商品を
地元の方から、害獣被害により畑が荒らされていると伺い、調べていくと「ハーブが害獣駆除に役立つ」という事例にたどり着き、そこからハーブ栽培が始まりました。それと同時に、作ったハーブは知識をもつ専門家に関わってもらうことで素晴らしい商品になるのではないかと、ハーブティーやアロマ製品作りもスタートしました。医学の父ヒポクラテスは、「自然から遠ざかると病気になる」と唱えています。ストレス社会の中で慌ただしい毎日を送る現代人。そんな日常の中で、少しでも自然に触れることができたら…… との思いから誕生したのがHerbal Styleの商品たちです。手に取られた方の笑顔が見えるような商品をいつも心がけています。
Herbal Style
代表
宮澤 知子さん(真ん中)
地域活性化につながるコンテンツや活動を提供
質の高いハーブを使った製品を作ることはもちろん、季節のハーブ収穫体験会やハーブティー作りのワークショップ、ハーブ蒸留体験、草木染め体験、蜜蝋ワークショップ、ほうき作りなどの各種体験会など観光コンテンツのモデル化も進めています。また、アロマセラピストやハーバリストによる環境教育や里山保全、そして人材育成や地元の人の雇用など地域活性化につながるような活動にも取り組んでいます。
植物を通して雇用創出
植物は一度根を生やすとそこから動きません。そして外敵から身を守るため「その環境に合わせて体の形を決める」という特殊な能力を持っています。そこで私たち人間も、どんな環境下でも植物のようにしなやかに生きていけるようにという思いで名づけたのが社名「Herbal Style」。地域活性化のため、地元の人の雇用も推進しています。また、衰退する1次産業を支えるために、ハーブの生産や商品開発だけではなく、各種体験会など観光コンテンツのモデル化などにも取り組んでおり、一人でも多くの方にあらゆる機会を通して自社の製品や活動を知っていただけるよう全力を注いでいます。